とにかく、このアジアツアーが行われると知って感じたのは、あの「BPM」をまた、自分の目で見る、感じることが出来る機会ができたんだという歓びでした。
もちろん、DVDでは既に見ることができるし、心の中ではことある事に反芻しているんだけど、堂本光一の創り出すあの世界の中に再び身体ごととっぷり浸ることができると思ったときには、迷わず行くことを決めてましたね。
あ、そうそう私は韓国にフリーで参加しています(台湾もですが)
(オフィシャルの情報はなにもありませんのでご了承ください)
一方で、アジアでやることについて一抹の疑いも抱いていました。
アジアでの堂本光一のバリューはおそらく「KinKiKidの堂本光一」であること。
堂本光一ももちろん好きだけど、KinKiKidsをずっと待っている韓国、台湾のファンはもちろんのこと、興業をする側にとって
「KinKiKids」の片鱗も見せないBPMというライブをそのままやることをよしとしてくれるのか。
私は正直、セットリストの一部を変えて、KinKiKidsの歌をやるだろうと思っていました。
そしてそれは当然のことだろうとも。
ところが、演出の一部を会場やスタッフの関係で変えただけで、日本で昨年やったBPMがそのまま再現されました。
初日を見たあと、私はBPMという作品に対する韓国(おそらく台湾も)のオファー側の評価に、そして堂本光一のこのステージの完成度に対する自信に、そして韓国のファンの子たちの包容力にまったく揺らぎがなかったことを痛感しました。同時に自分の浅さを反省させられたわけですが。あんなに「これを世界で見せるべき」と言ってたのにそんなことを思っちゃったわけですから。
とにかく、あのBPMが再び見られた。
あの大震災を経て、ステージに立つことに新たな思いを持っているのであろう光一さんのパフォーマンスが、あの「ずっと待っていたパワー」に煽られ、さらにさらに勢いを増していく姿を自分の目で見ることができたのは本当に幸せでした。
それにしても、韓国のファンのパワーはすごい!
本当に「ずっと待ってた」「光一が大好き」って言う気持ちが前に前に出てきてそれが途絶えない。
いろんなエピソードは順を追って書きたいなと思いますが、各回に用意されたイベントも本当に光一を喜ばせたい(泣かせたいってのもあったらしいですけどw)っていう気持ちが込められていて、ひねくれ者(?)のワタシも素直に協力させてもらいました。
というより、最後には参加させて!ってツールを配ってる子たちを探しちゃいましたからね。
ということでイベントについての振り返り。
追加公演でありながら初日になった9日夜公演。
私たちを含め入場しようとしている人たちにA4サイズの紙が2枚入った袋を配っている何人もの女の子たち。
開けると「ずーっとまってたよ」の文字が書かれたバナーと、裏には「僕は思う」の歌詞。
最初のMCでボードを掲げてほしい、2回目のアンコールの時にこうちゃんコールの代わりに歌って欲しいという説明が書かれた説明書はキチンと日本語訳付。
かなりの完成度で、見れば入場するすべての人(3000人)に配っている模様。お金も手間も相当かかってそう。
(現地の興行側かジャニーズ側で盛り上がってる様を演出するために配っているんじゃないかと思ってたワタシを許して)
ということで、日本での呼びかけにはスルーが基本の私もなんだかワクワクして参加させてもらいました。
なんで、「僕は思う?」って思ったけど、これってみんなで声を合わせやすいってだけでなくて、光一さんをずっと(銀狼)見てきたっていう証拠であり、ワンハーフでのサプライズアンコールの曲である特別な曲であり、そして万が一「BPM」のセットリストが変わるかもしれないっていう可能性がある初日でも実行できるっていう意味でも最適な曲なんですよね。
しかも最初のMCでのバナー掲出は3日間を通した一番早いタイミングで光一さんに思いが伝わることになるわけだし。その企画力というか読みの深さにも脱帽です。
実際、光一さんはオーバーチュアからのすさまじい歓声を受けての最初の挨拶でそれを掲げられて、本当の意味で緊張が解けたんじゃないかな。
「僕は思う」も低いな〜っていいながら歌ってくれて。感動でした。
で、10日の昼。
「どうだろうね〜また何かイベントあるのかな〜」なんてすでに楽しみにしている私たち。
会場では黒いビニール袋が配られてました。
しっかりもらって入場。しかも友人はチケットもぎの女の子にも「袋もらったか?」と聞かれたとか。みんなグル???(笑)
中身はサイリウムで作るメガネ(サングラス)。フォーリンが始まったらかけてとの指令(笑)
バキバキ折って作るものだから事前の準備が必要で、しかもその時点で発光しちゃうので隠しておく必要があるから黒いフクロだったわけで。
すごい、細かい気配りまで完璧。
この回はかなり上の方からライブを見たんですが、みんながその青いメガネ(フレーム)をかけてる姿は壮観でしたよ。
光一さんもどこから調達したのか、アンコールのポップアップ登場時にそれをかけて登場。こういうやりとりって嬉しいな〜と。
この回の時に友人がこのイベントを仕掛けてるコミュニティの中のひとりの女の子と隣席でいろいろ教えてもらったそうなんですが(もちろん日本語)、全部現地のファンの子たちで企画を立てて材料費のカンパや封入なんかもみんなでやったんだそうです。しかもその中にはチケットがとれなかったりで実際にライブを見られない子もたくさんいるそうで(数万人規模のコミュニティらしいです)、その子たちの思いもこもってると思ったら、なんかいつもの自分を反省しちゃいました。
となればオーラスはどうなることかと(友人も内緒、と事前には教えてもらえなかった)、話しながら昼公演の会場を出るとトラックが到着してたんですが(これも昼公演に参加せずに協力する子たちの作業だったわけですが)、休憩しにお茶をして戻ってきたら、配っている子がいない。聞けば会場には入れない子たちがもらってしまって足りなくなってしまったのこと。
気持ちはわかるよね〜。
それでもギリギリまで「中で使いたいから回収させて」と奔走する女の子たち。実はこの回収したキットを会場内で配布しようとして悲しいトラブルが起こってしまった(らしい)のは残念だったのですが、本当にがんばってくれてました。
そんなこともあり、ワタシも結局もらえなかったんですが、内容は「暁」の時に公式ペンラを消して、赤いサイリウムを振りましょうというのとダブルのアンコールのコールで愛の固まりを歌いましょうというもの、そして「最高の1日をありがとう」のミニバナーを掲げましょうというもの。
せめてもの協力をと暁の時には持参のペンラは消して見させてもらいました。ポツポツと青や白はあったものの会場中真っ赤なサイリウムが揺れる様子は照明と相まって(当然計算済み)本当に素敵でした。
愛のかたまりもほんと大合唱で、光一さんが歌いながら登場してくれたときには歓声MAX。←それまでもメーター振り切ってましたけどね(笑)
バナーと合わせてあの堂本光一を泣かせたい!というもくろみがあったらしんですが、まあそこはやっぱり光一さんで(笑)。
それでも、言葉の端々に、初めての体験に対する驚きや、感謝や感動が伺えて、ワタシも当然感動しました。
光一さんが韓国に来ると決まったときから、相当な時間と話し合いをかけて準備をしたんであろう今回のイベントたち。
短期決戦の3公演だから出来たともいえるし、日本ではいろいろな規制や慣習があったりで出来ないこともあるわけで、
一概に言えないけれど、オフィシャルツアー参加も含めた日本人、コミュニティとは別のファンの子を隔てることなくツールを配り、とにかく、「光一さんに良い思い出を作って帰ってもらいたい」「楽しんでいることをわかってもらいたい」っていう思いだけであの大変な作業を短期間にやり遂げた彼女たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
素敵な思い出をどうもありがとう。